お酒を飲み過ぎて記憶がないのは認知症の疑似体験

お酒を飲み過ぎて、翌朝記憶がないことが多くなった近年。

この状態は、認知症になったときと似た仕組みなんだそうです。

認知症は、脳にある海馬の機能が低下してなってしまう病気で

お酒をのアルコールも海馬の働きを麻痺させてしまっているそうです。

ですので、翌朝起きて前日のお酒の席でのことが思い出せないのは認知症の疑似体験ともいえるのだとか。

さて、その認知症ですが、ならないようにするには新しいことを始めるといいそうです!

新しい事を始めると、今まで使っていない神経細胞が活性化するのだとか。

例えば、カラオケが認知症予防に良いのは良く言われていますが、振りつけをしてみたり、これまでは違うことをするとさらにいいそうです。

その他にも、新聞などは声を出して読んだりして、その後ノートに書きとめる。

また、5分ゆっくり歩いて、次の5分は早歩きするインターバル速歩をすると良いそうです。

認知症の疑いのある初期の症状では

段取りを考えて実行する機能が低下するので、家の片づけなど整理整頓ができなくなくなったり

調味料を入れるのを忘れたり、また入れたこと自体を忘れてしまい味がかわったり

連続ドラマを見なくる。これはストーリーが記憶できずに内容が分からないので見なくなる

行動力や意欲が低下するので、おしゃれしたり、外出するのが億劫になる

また、空間認知能力が低下するので車の車庫入れが苦手になってしまうなどの症状が現われるそうです。

兼高かおるさん死去

旅行ジャーナリストで日本旅行作家協会名誉会長である兼高かおるさんが心不全のため亡くなってしまいました。90歳だったそうです。

TBS系列で1959年から1990年まで放送していた「兼高かおるの世界の旅」と言う番組は、まだ日本では海外旅行が一般的ではない時代に放送していたテレビ番組。

幼いわたしも含めて家族全員が毎週テレビの前に座り、世界各国の風景や生活を見ることはとても新鮮で魅せられました。

いつか、私の海外にいくこともあるのかな・・・、その当時は海外旅行は高価で、今のように当たり前のように海外に旅行が出来るなんて想像もつきませんでした。

兼高さんは、31年間で約150か国を訪れたそうで、距離にすると地球を180周もしたことになるんだそうです。すごいですね。

1971年には日本での一般女性で初めて南極点に到達した事はニュースになりました。

兼高さんは生前「日本だけにいたんではつまらないでしょう。人はいろいろ見た方が良い。外国を知って日本を知る。日本を知って外国を知る。そういう両方を知っていくのが国際化なんです。」と話していました。

この番組の登場から、日本でも海外旅行に出かける人が増えてのではないでしょうか。

兼高かおるさんは、結婚することがわからないと言っており、生涯独身を貫いたそうです。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。