キレイの源と言えば女性ホルモンのエストロゲンですよね。
女性には欠かせない大切なホルモンですが、ところで、私たちに女性ホルモンが一生涯で流れる量はどの位だと思われますか?
これ、本当にビックリしますよ!なんと、ティースプーン1杯程度なんですよ!
私は、一生に分泌される女性ホルモンは大量だと思っていたので、まさか、こんなに少ない量だとは思いもしませんでした。
しかも、ビックリするのが、女性ホルモンは男性ホルモンからつくられているんだそうですよ。なんか、不思議な感じがしますよね。
ですが、そんな微量でも深く私たちのカラダに関わっている女性ホルモンのエストロゲンは、女性らしいカラダをつくるほかにどんな働きをしてくれているのでしょうか。
エストロゲンは脂肪が付く場所を決める働きをしており、主に内臓脂肪と皮下脂肪に脂肪がたまります。
生理のある女性は優先的に皮下脂肪に脂肪がたまるようにエストロゲンは働き、閉経後になると、今度はお腹周りの内臓に脂肪が溜るように働いています。
生理のある女性が皮下脂肪に脂肪がたまるように働くのは、これは、赤ちゃんを育てるため。妊娠して出産するまで胎児に栄養を送り続けなくてはいけません。
また、出産後も授乳をするので母乳の中にたくさん栄養を送り込まなければならないのです。その、蓄える場所として皮下脂肪が役立っているのだそうです。
これが、女性ホルモンエストロゲンの一番大切な働きといっていいでしょう。ですから、産後に無理なダイエットをやるのはあまり良いことではないんですね。
その他にも女性ホルモンは
・血管を柔らかく保つ
・骨を強くする。
・お肌のコラーゲンを増やす
・記憶力を維持する
など、私たちのカラダに良い働きをしています。
ここからが本題です!
女性ホルモンのエストロゲンの量が少なくなってしまうと
・骨が弱くなる
・動脈硬化がすすむ
・内臓脂肪がたまる
・お肌のハリが失われシミが目立つようになる
このような事があらわれやすくなってしまうのです。
閉経を迎え女性ホルモンのエストロゲンが減少してしまった場合はどうしたらいいのだろう。
ですが、安心してください!このエストロゲンと同じような働きをしてくれる救世主が見つかったのです。
それを、3か月摂取しただけでシワが改善されたと言う驚きの研究結果も出ているんですよ。それは、エクオールです。
実は、このエクオール自分たちのカラダの中で、ある条件が揃えばつくる事が出来るんですよ。
その条件とは?
実はエクオールを作っているのは腸に住んでいる腸内細菌。
腸にはエクオール産生菌と言う特別な菌が存在します。その菌が存在することが第一の条件。
そして、そのエクオール産生菌が大好きなエサである大豆を良く食べる事が第二の条件です。
ところが、エクオール産生菌は全ての人が持っているわけではありません。なんと日本人だと二人に一人しか持っていないそうです。
エクオール産生菌は食生活と深く関係していて、大豆を良く食べている中国は日本は比較的もっている人が多いそうです。それでも二人に一人位しかもっていないそうです。
ですが現在は、サプリメントも販売されています。サプリメントを利用するのも一つの方法ですが、そうなると、継続的に摂取する必要があります。
そこで、大豆を良く食べるようにすれば、エクオール産生菌を増やすことが出来るかもしれないそうです。
では、どの位食べれば良いのでしょうか?
1日80mgの大豆イソフラボンを摂取する事が大切!
・豆腐一丁(61mg)
・豆乳200ml(50mg)
・納豆1パック30g(22mg)
・油揚げ1枚(10mg)
また、人と会って話したり、カラオケや読書など好きなことをするのも大切なんだそうです。
さあー!今晩から大豆生活はじめよう!