肝臓と言えば沈黙の臓器と言われています。お酒好きには気になるところです。
そこで、今話題になっているのが、山形県民のお酒のおつまみです。
山形県は肝疾患による死亡率の低い県なんだそうです。女性は1位、男性は14位。男性の14位と言えばそんなにすごいことでもないように思えますが、
実は山形県は酒どころで消費量が多いのに肝臓が健康な県民として注目されているのです。
山形県と言えば、だだちゃ豆は有名です。だだちゃ豆は、アルコールを飲んだ時に肝臓で行われる”解毒”を助ける働きがあるそうです。
だだちゃ豆を食べると、最大アルコール濃度が低く、早くアルコールが抜けるのだとか。
だだちゃ豆には、枝豆よりも多くアラニンと言うアミノ酸が多く含まれていて、そのアラニンがアルコールの解毒を助ける働きをすると考えられているそうです。その量は、枝豆の2倍アラニンが含まれているそうです。
だだちゃ豆が無い時には、アラニンを多く含む、枝豆、まぐろ、ブロッコリー、のりなどを追加して食べると良いそうですよ。
さらに、山形県民は、サバの缶詰は欠かせない具材なんだそうです。このサバに含まれているのがDHAやEPAは悪玉コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあるので、肝臓だけではなくさまざまな健康維持に有効だと言えます。
その他に、ポリフェノールのアントシアニンは非常に強い抗酸化作用があるので、肝臓機能を助けるのにもってこいの成分。このアントシアニンが豊富に含まれている食べ物は、ブルーベリー、黒豆、ナス、ブドウなど紫色の食べ物に多く含まれています。