特に女性の方に多い悩みだと思うのですが、人前に出る時のファッション選びって気を使いますよね。
気にするのは、その場に合ったファッションかどうかも大切ですが、太って見えないかも気になります。
同じような体型なのに、太って見える人と、痩せて見える人っていますよね。
その理由について、スタイリストの久野梨沙さんが、TV番組「この差って何ですか?」で解説していましたが、その理由はいがいに単純で、体の太い部分を見せているかどうかの違いなんだそうです。
例えば、太ももが見える短いスカートをはいた時と、太ももが見えないひざ丈のスカートをはいた場合。多くの人が、太ももが見える短いスカートをはいた時の方が太って見えてしまうのです。
これは、太い太ももが見える事で見えない箇所もポチャリしているのでは?と想像してしまうことで着太りして見えてしまっているんだそうです。
人間は、目に見えている部分から勝手に想像をしてしまう習性があるのだそうです。
これを、アモーダル補完と言うそうです。アモーダルとは、形や姿がわかりづらいことを言い、補完とは見えてない部分を補ってしまう事です。勝手に想像してしまうなんて、なんて人間の脳は愚かなんでしょう。
また、痩せて見える洋服を選ぶならVネックのセーターがおススメなんだそうです。Vネックなどを着るとスリムに見えるそうです。これは、ミュラー・リヤ錯視効果なんだそうです。
もう一つ、バイカラー錯視と言うのがあって、2色の色を上下で塗り分けるのと、縦に分割して塗ると長方形の長さが細く見えると言う法則。良く横にラインが縦に入っているスエットパンツがありますが、それをはくと脚がスッキリして着やせして見える効果があるそうです。
さらに、顔を小さく見せたい時は、エビングハウス錯視を使うといいそうです。エビングハウス錯視とは、例えば同じ大きさの●があります。その●の周りに大きい丸で囲むと小さく見えて、小さい丸で囲むとその●が大きく感じられると言う錯覚がおこります。
それを使って、顔のまわりに、大きなマフラーをして囲むと顔が小さく見えるそうですよ。早速取り入れたくなりました!