女性にも人気が高い日本酒ですが、その日本酒がストレス解消に役立つのでは・・・・と、TV番組『ゲンキの時間』で日本酒とストレス解消との関係について放送していましたのでご紹介します。
日本酒の種類について
まずは、日本酒の種類についてですが、吟醸・大吟醸などありますが、どのように分けられているのかご存知ですか?
日本酒の原料はお米です。玄米を精米した白米を使用しますが、その際にどのくらい削り取ったかによって日本酒の種類が変わります。
精米の時に削り取った数値を精米歩合と言います。この数値が低いほどより表面を削り取っています。お米のより中心に近い部分を使うことで、雑味が少なく香りが高いお酒が造られると言われています。
・精米歩合50%以下 (50%以上削り取り残った50%以下のお米で作ったお酒) ⇒大吟醸
・精米歩合60%以下 (40%以上削り取り残った60%以下のお米で作ったお酒) ⇒吟醸
・精米歩合70%以下 (30%以上削り取り残った70%以下のお米で作ったお酒) ⇒醸造など
そんな日本酒には、トリプトファンと言うアミノ酸がたっぷり含まれています。そのトリプトファンは脳でセロトニンと言う気持ちを落ち着かせてくれる成分に変換されます。
さらに、ストレスによって収縮した血管を広げてくれるアデノシンと言う成分が他のお酒よりよりも多く含まれているのです。
また、日本酒と言えばお酒に合うお料理が楽しみの一つでもありますよね。
実は、おつまみを食べることで、日本酒には含まれていない不足している栄養素を摂取する事ができるのです。
私たち人間に必要な三大栄養素は、炭水化物、タンパク質、脂質です。これらを摂ることでエネルギー効率が高まります。
ですが、日本酒はほとんどが炭水化物しか含まれていません。タンパク質や脂質が不足しています。
その中でも特にお豆腐は日本酒と相性が良い。お豆腐にはそのタンパク質や脂質が含まれているので日本酒とはベストな組み合わせなんです。
その他にもお魚には、DHAやEPAが多く含まれており、日本酒に多い糖の吸収を抑えてくれる働きがあります。さらに日本酒のコウジ酸は美白効果に期待されています。
そうは言っても、アルコールの飲み過ぎには注意しましょうね。ほどほどにしておきましょう。