魚には食べても味がわからない部位がある

お酒のおつまみに魚料理をよく食べる方も多いかとおもいますが、新鮮な魚の刺身や煮つけは魚の素材の味が良く引き出されていて本当に美味しいです。

ところが、魚には食べても味のわからない部位があって、そこを食べてもどの種類の魚を食べているのか分からないそうです。

これは、林修の初耳学で、東京海洋大学 農学博士 白井隆明さんが話されていたんですが、白井さんの話によると、

人間が新鮮なお刺身を食べて「魚が美味しい。」と感じる決め手になるのは、魚の脂のノリとイノシン酸と言ううま味成分なんだそうです。

魚の種類によって、脂の量やイニシン酸の成分量は違うので、食べた魚がなんという種類の魚かがわかるそうです。

ですが、その反面、脂の少ない部位を食べると脂のやイニシン酸が少ないので、魚の判別がとても難しくなるそうです。

魚の筋肉にある遊離アミノ酸の味は種類の違う魚でも誤差程度の違いしかありません。つまり、全ての魚の味はほとんど一緒なんだそうです。